スカイ・ライダーズ

自転車に乗ります

【中華】San Marco Aspide Superleggeraさん

クリーム玄米ブランは神が創りし食べ物ということに最近気付きました。それ以来お昼はもっぱらクリーム玄米ブランです。

こないだの記事で今使ってるサドルの銀レールと厚みが気に食わねえ、てな話をしましたが、結局新しいサドルを買ってみたのでその話です。

僕は機材を買うたびにいちいち記事を書くほどマメな人間ではないですし、その必要性をあまり感じないので(必要性なんぞ言い始めたら個人ブログなんぞやってられませんが)これまでもそんなに書いてきてなかったんですが、今回は中華カーボン、メーカー品のパチモン(いわゆる黒中華)っつー性質上、興味を持たれる方も多いかと推察したので記事にすることにしました。 

タイトル通り今回買ったのはイタリアブランド、Selle San Marcoのハイエンドモデル、Aspide Superleggela(のパチモン)です。Superleggelaっつーのはイタリア語で超軽量を意味し、チャリ業界だとDedaのハンドルのハイエンドモデルがこれを名乗ります。クルマだとランボルギーニ、バイクならドゥカティエボリューションモデルがこの二つ名を付けますね。

重量は109g以下を保証と、超軽量を名乗るだけあって確かにおそろしく軽いです。話は逸れますが、実はこれでも最軽量級ではなく、パッドすら貼られてないキワモノ系だと、ボントレガーやセライタリアなんかが60g台のを出しますし、僕が知ってる中での最軽量はアメリカの新興ブランドdash cyclesのp3ってやつで、なんと公称37gです。ほんとかよ。

話を戻しましょう。このアスピデスーパーレジェーラさん、メーカー希望小売価格だと5万円くらいしやがります。1g換算で500円、つまり1円玉に500円です(は?)。たかがチャリのサドルを数十g軽くするために5万ですよ。この辺にチャリンカス、じゃなかったローディの金銭感覚の狂いっぷりが出てますね。これが商材として成り立ってるってことは、この価格でも買う人がいるってことですからね〜。

僕にはその感覚を理解できないので、ぱっと見違いがわからないパチモンを中国の通販サイト、Aliexpressで購入しました。こちらはお値段3000円を切ります(2018年3月現在)。現在装着されているセラサンマルコ・ポンザが実測290gだったので、3000円で200g近い軽量化と考えれば安いものでしょう。仮に商品が期待外れなものだったり、すぐに壊れても、3000円と考えれば諦めも付きます。ちなみに今回アスピデのパチモンを選んだ理由として、先に述べた現在のサドルも同じくサンマルコ社製で、更に同社のラインナップの中でも比較的座面の形状が類似している、というのが半分くらいあります。残り半分はデザインです。Aliexpressには他にもフィジーク・アリオネR3や00のパチモンもあったりするんですけどね。

ところで、AliexpressっつーサイトはAmazonマーケットプレイス的なシステムでして、セラーと呼ばれる売り手から直接商品を購入するので、若干リスキーな側面があります。なぜなら奴らは中国人です。こちらの常識は通用しません。支払いから発送するまでに1ヶ月なんて日常茶飯事ですし、商品が届いた時に既に壊れてたとか、そもそも届かないとかも割とザラです。Aliで物を買うときは商品のレビューやセラーの評価を細かくチェックしましょう。お兄さんとの約束だぞ☆

結局、注文から2週間ちょっとで商品が届きました。これはまあまあってとこですね。褒められるのは梱包で、発泡ウレタンがぎゅう詰めにされたバカでかい袋で届きました。セラーによってはカーボン製品でもビニール袋に包んでダンボール箱に入れてポイ、なんてことは往々にしてあります。というかついこの間それに当たったばかりです(爆)。それについてはいずれ詳しく記事にします。

では検分に入りましょう。いいトコロその①。当たり前ですが、手にすると拍子抜けするほどあからさまに軽いです。この感覚は超軽量なカーボンバイクをひょいと持ち上げた時のそれによく似ます。

実測です。

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キッチンスケールなんで正確性は微妙ですが、一応102gでした。 同商品のレビューを見てみると、軽いのだと101gから重いのだと112gまで見られました。多分それなりに当たりを引けたってことになるでしょう。その②。パッドが事前に想定していたよりは厚かったです。もちろん薄いものは薄いんですが、僕はカーボン板に薄皮一枚ぺらっと貼られてるくらいを考えてたので、押したら凹む程度の厚みがあったのは個人的にはサプライズでした。その③。ポンザや純正サドル比ですが、座面の合皮が滑りにくいです。お尻がブレません。

だめなトコロ。塗装、というかロゴのプリント精度ですが、これがちょっと△です。ぱっと見じゃ分からない程度ですが、よく見ると粗さが目に付きます。とは言っても正規品と見比べたわけじゃないですし、そもそもの購入価格を考慮すればケチを付けられたものではないんですけど。

ちなみにこの商品、ご丁寧にメーカー正規品を表すシールとクオリティチェック済のシールまで貼られてます。

さて、取り付けの話に入りましょう。と言ってもポン付けするって訳にも行かず、現在付けてるサドルとの座面の高低差分だけシートポストの出代も調整しなきゃなりません。

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分かりにくい背景で申し訳ないですが、パッドと本体の厚みのぶんポンザとはだいぶ差があります。大体1cmくらい違ったので、シートポストも1cm多く出します。

サドルの取り付けにあたって、カーボンレールの性質上トルクレンチは必須です。僕は横着者なので手ルクレンチで済ませてしまいましたが。ハンドルとステムは走行中にもげたら確実に死にますが、サドルはもげたとこで死ぬ確率は低いでしょう。死ななきゃいいんです。(ちなみにハンドルとステムはアルミ製のをガッチガチに締め付けてます。)

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装着図です。SUPER REGELLAのロゴのみホワイトなのがアクセントになっててシャレオツですね。

その後、20km程ですが走ったんで、そこから分かったことをいくつか記しておきます。

まず、このサドルを買うにあたって一番の不安要素であった、極薄パッドによる痛みや疲労の増加に対する懸念ですが、これは意外にも大したことがありませんでした。座面の形状が使い慣れたポンザとよく似ているのも大きかったと思いますが、サドルの縦方向がキ○タマの辺りまでライン状に綺麗に凹んでおり、それが痛みの軽減に繋がっているのではないかと思います。レール、シェルのカーボン化による衝撃吸収効果についてはさほど感じられませんでした。シートピラーをカーボンにした時も何が変わったのか全く分からなかったこともあり、期待してなかったので別にいいんですけど。

また、先程も述べましたが、パッド表皮が滑りにくく、お尻のズレ、ブレが少なくなったのでペダリングが多少安定した気がしました。あくまで多少そんな気がした、程度です。

これは多くのまともなロードバイク乗りの方にはどうでもいいことでしょうけれど、平気で普段着のままロードに乗る僕には気になる点がありました。信号待ちなどでトップチューブにまたがり、そこからスッとお尻を後にズラし座る、というようなシーンで、先端部分がズボンの股の部分に引っ掛かることが時々あるんです。もちろんレーパンならそんなことも起こらないでしょうし、多くの方は気にすることは無いとかと思います(ちなみに僕はロードに乗るならサイクルジャージにビンディングが絶対だろ、みたいな古臭い考え方をしている連中が大嫌いです)。

感じたことはだいたいこれくらいです。ロングライドでどうなるかは微妙ですが、ちょい乗りの感触は◎でした。

軽量性、ビジュアル共に素晴らしく、走ってみても想定よりも快適だったので個人的にはかなり満足な買い物でした。あとは耐久性だけですね。

 

 

 

〜おまけ〜

この間ロード乗りのお知り合いにシャマルミレを貸して頂いたんですが、キャノンデールにG3スポーキングは無いだろ、ってな僕の予想に反してめちゃくちゃカッコよくなったので今めっちゃシャマルミレが欲しいです。


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かっこよくない、、、?